毛穴の悩み、実はケアが原因?よくある習慣をチェック

毛穴の悩み、実はケアが原因?よくある習慣をチェック

2025/08/21
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毛穴の黒ずみや詰まり、開きなど、肌悩みの中でも根深いテーマのひとつが“毛穴”。

毎日のスキンケアに力を入れている方ほど、毛穴に関する情報には敏感かもしれません。

しかし、その「よかれと思ってやっている習慣」、実は肌にとってはあまり嬉しくないアプローチかもしれません。

今回は、そんな毛穴ケアにまつわるよくある習慣を、少し視点を変えて見直してみましょう。

毛穴ケア 横顔

よくある習慣①「黒ずみが気になるから、しっかりこすって落とす」

毛穴の黒ずみを見ると、「汚れだから落とさなきゃ」と思って、ついゴシゴシ洗ってしまうこと、ありませんか?

確かに黒ずみは、皮脂と古い角質が混ざってできた角栓が酸化したもの。

汚れではありますが、力を入れてこすると、摩擦による刺激で肌が乾燥したり、皮脂分泌がかえって活発になってしまうこともあります。

ポイントは、“やさしく”落とすこと

洗顔はしっかり泡立て、指が肌に直接触れないくらいのイメージで、泡を転がすように洗いましょう

酵素洗顔やクレイパックなど、週1〜2回のスペシャルケアを上手に取り入れるのもおすすめです。

毛穴ケア 洗顔

  

よくある習慣②「毛穴を引き締めるために冷水洗顔をする」

冷たい水で洗顔すると、毛穴がキュッと引き締まるような感じがする。

そんな理由で冷水洗顔を習慣にしている方もいるかもしれません。

たしかに冷たい水には一時的に肌を引き締める作用がありますが、毛穴そのものは筋肉ではないため、温度によって劇的に変化するわけではありません。

本当に意識したいのは、“肌のうるおい環境”を整えること

水分と油分のバランスを保ち、バリア機能を高めることで、毛穴は自然と目立ちにくくなります。

保湿と紫外線対策を地道に続けていくことが、毛穴ケアの近道です。

毛穴ケア 紫外線対策

よくある習慣③「毛穴パックでごっそり角栓を取るとスッキリ!」

毛穴パックの“ごっそり感”に満足した経験がある方も多いかもしれません。

ただし、貼ってはがすタイプの毛穴パックは、角栓と一緒に肌表面の角質まで剥がしてしまうことがあります。

その刺激が肌を乾燥させたり、毛穴がかえって目立ちやすくなる原因になることも。

取り入れる際は、頻度とケア後の保湿に注意

蒸しタオルなどで毛穴をやわらかくしてから行い、使用後はしっかりと保湿を

頻度は月に1〜2回を目安にしましょう。

毎日の基本ケアを見直すことが、より穏やかで長続きする毛穴対策になります。

毛穴ケア 蒸しタオル
 

よくある習慣④「オイルクレンジングは毛穴詰まりのもとになる」

「オイル=油分だから、毛穴に詰まりそう」と感じる方も少なくないかもしれません。

でも実際には、オイルクレンジングはメイクや皮脂などの“油性の汚れ”とよくなじむため、毛穴の奥の汚れを落とすのに適している面もあります。

大切なのは、“選び方”と“使い方”

自分の肌に合ったオイル(植物性や低刺激処方など)を選び、しっかり乳化してから洗い流すことで、オイル残りによるトラブルは防げます。

乾燥肌や敏感肌の方でも、正しく使えば安心して取り入れられるアイテムです。

終わりに

毛穴の悩みは、どうしても“今すぐなんとかしたい”という気持ちが強くなりがちです。

しかし、目立つ毛穴の原因は、乾燥・皮脂の過剰分泌・角質の蓄積・紫外線ダメージなど、日々の積み重ねで起こるもの。

だからこそ、劇的なケアではなく、穏やかで継続できるケアが鍵になります。

毛穴を完全に“消す”ことは難しくても、肌全体の状態を整えていくことで、目立ちにくくすることは可能です。

洗顔、保湿、紫外線対策といった基本を見直し、毎日の丁寧なスキンケアを大切にしてみてください。

焦らずコツコツ、肌は必ず応えてくれるはずです。

この記事のライター

mita

大阪在住、28歳のビガーネット編集部員。 広報担当。街中の話題の情報をキャッチするのが得意。趣味は...